CATEGORY: 新劇場版

0609
2015

完成披露上映会舞台挨拶 イベントレポート速報


6月9日(火)、「攻殻機動隊」25周年作品『攻殻機動隊 新劇場版』の完成披露上映会が新宿バルト9にて開催されました。

後列左から 黄瀬和哉(総監督・キャラクターデザイン) 冲方丁(脚本) 中國卓郎(サイトー) 上田耀司(パズ) 野村和也(監督) 石川光久(製作総指揮)
前列左から 新垣樽助(トグサ) 松田健一郎(バトー) NAOTO(総理補佐官・藤本修) 坂本真綾(草薙素子) 塾一久(荒巻) 咲野俊介(イシカワ)

【イベントの様子】
上映終了後の興奮冷めやらぬ場内、客席を埋め尽くす「攻殻機動隊」の熱狂的なファンによる大きな拍手が鳴り響きました。いよいよ舞台挨拶が開始となると、観客全員に配られた腕時計式ライトがきらびやかに点滅し、「攻殻機動隊」の世界観さながらの【電脳世界】を再現、そんな場内の後方から登壇者が次々と登場!さらにヒートアップした拍手と歓声を浴びながら、登壇者がステージへと現れました。
公安9課のメンバーを演じた声優の坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、中國卓郎、上田燿司、そして黄瀬和哉(総監督・キャラクターデザイン)、冲方丁(脚本)、野村和也(監督)、石川光久(製作総指揮)が登壇しました。
「攻殻機動隊ARISE」より主人公草薙素子を演じた坂本真綾さんをはじめとするキャストスタッフが、完成披露を迎えた気持ちや、本作に込めた想いを語りました。
また、舞台挨拶の後半には、本作のゲスト声優で劇中では総理補佐官・藤本修役を演じた、EXILE/三代目J Soul BrothersのNAOTOさんが登場!大きな拍手の中、ステージに登壇しました。
元々「攻殻機動隊」ファンであったNAOTOさんは、初めての声優の現場で、歴史ある「攻殻機動隊」に参加できたことが光栄ですとコメントし、好きな素子と劇中で共演できたことで「夢がかなった」と振り返りました。
 そして、NAOTOさんから坂本さんへのサプライズプレゼントが!「攻殻機動隊」25周年を記念して、“夢かなう”“奇跡”という花言葉をもつ【青いバラ25本】を坂本さんへ贈呈し、感謝の気持ちを表しました。また、製作総指揮を務めた石川光久からも「攻殻機動隊」をもう25年続けられるように、という気持ちをこめて坂本さんへ【青いバラ25本】が贈呈されました。坂本さんは50本もの青いバラを抱え「このバラは攻殻のメンバー皆で頂いたもの」とコメント、お客様の温かい拍手の中、完成披露は終了いたしました。

『攻殻機動隊 新劇場版』は、いよいよ6月20日より公開。


【登壇者コメント】

坂本真綾(草薙素子役)
アフレコが終わった時は、任務が完了したなという達成感と、みんなとの結束力を感じました。完成した映画は、ボリュームがありました。自分が出ているのも忘れて魅入ってしまいました。

黄瀬和哉(総監督・キャラクターデザイン)
映画が完成した後も、自分だけTVシリーズの仕事が残っていたので、率直に今の気持ちを言うとせいせいしています(笑)!

冲方丁(脚本)
今回のコンセプトが“青春と卒業”でいこうとなりました。10年、20年前では書けなかったことが、今だらからこそ書くことができたと思います。

野村和也(監督)
押井守監督の「GHOST IN THE SHELL / 「攻殻機動隊」が業界に入るきっかけになっていたので、今回、大役を担うことになってびっくりしているのですが、今はほっとしています。冒頭とラストシーンを黄瀬総監督にびしっとしめていただいたので、いち攻殻ファンとしても嬉しいですし、映画としても締まったなと思います。

石川光久(製作総指揮)
士郎さんが原作漫画を描いたのは25年前。その頃は未来がどうなるか分からなくて不安でした。しかし今、時代が変わっても変えてはいけないものもあるなと思いました。それが「攻殻機動隊」なんだと、新劇場版を観て確信しました。

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