CATEGORY: 新劇場版

0701
2015

【動画】映画公開記念!!25年を25分でおさらいSPをUP!

『「攻殻機動隊 新劇場版」公開記念!!25年を25分でおさらいSP』をアップしました!

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CATEGORY: 新劇場版

0630
2015

パリの映画館にて「攻殻機動隊 新劇場版」の特別上映開催レポート到着!


2015年6月26日(金)20:30より、フランス・パリの映画館Grand Rexにて「攻殻機動隊 新劇場版」の一日限りの特別上映、Parisian Premièreが行われました。Grand Rexはヨーロッパで最大の映画館ですが、上映を待つ300人もの長いファンの列ができました。
この上映では限定の40ページのProduction IGによって描かれた本映画の素晴らしいスケッチを収めた冊子も配布されました。

上映開始時には「攻殻機動隊」シリーズの翻訳者による新劇場版、TVシリーズ(ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE)、ARISEシリーズの時間軸について紹介が行われ、フランスのライセンシーであるAnime Limited社のSylvie Brevignonがファンへの感謝を述べました。

「皆様、本日は『攻殻機動隊 新劇場版』のParisian ScreeningとなるParis Loves Animeへようこそ。Paris Loves AnimeはGrand Rexと提携し、本作品のように日本との同時上映作品やフランスで未上映の作品を上映する月例イベントです。この機会を下さったGrand Rex及び関係の方々に深く感謝いたします」

文責:Sylvie Brevignon

  


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0625
2015

大ヒット公開記念PV公開!

大ヒット公開記念PVを公開しました!
初出し映像満載です。
ぜひご覧下さい!


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0625
2015

シドニアSFコラボイベント レポート

2015年6月24日(水)toho cinemas 日本橋にて本作とただ今放送中の『シドニアの騎士 第九惑星戦役』とのSFコラボイベントが開催されました。

舞台には、『攻殻機動隊 新劇場版』の総監督・キャラクターデザインの黄瀬和哉、本作の脚本の冲方丁、そして『シドニアの騎士 第九惑星戦役』の監督の瀬下寛之、『シドニアの騎士』原作者の弐瓶勉が登壇いたしました。

コメントは全文は下記になります。

MC まずは「攻殻機動隊 新劇場版」の感想を。

瀬下 「すごい良かったです。本当に「攻殻」のコミックスを普通に買って、リアルタイムで見ている筋金入りのファンなので。
今回の作品が「攻殻」のオリジナルの世界観へ、本当にきれいにまとめて繋げてくれたなというのが最初の印象です。ファンとしては、あのシーンで繋がるんだ!という喜びがある作品だと思いました。」

弐瓶 「原作が好きだったんで、今回の雰囲気がすごく原作に近くて楽しめました。花見のシーンが良かったです」

MC 「続いて「シドニアの騎士」の感想を」

黄瀬 「光合成って良いなって。男の光合成は見たくないですけどね」

弐瓶 「絶対にそのシーンは無いと思います」

冲方 「こう形にするかって思いましたよね。弐瓶先生の作品って色彩を入れるだけで印象変わっちゃうじゃないですか。「シドニア」の色の入れ方はどうでしたか?僕はイメージとぴったりだったんですが」

弐瓶 「ぴったりですね」

冲方 「つむぎの色彩が、グロになる直前の食虫植物みたいな、あの色合いが。可愛さと気持ち悪さの合体がこんなに映像化されると思わなくて。
史上最大級のヒロイン誕生みたいな感じですね。可愛いんですよ、けなげだし。あと星白とつむぎと紅天蛾と、キャスト1人で良いんだなと、斬新だなと。画期的でしたね」

MC 「みなさんにとってのSFの定義とは?」

黄瀬 「あまり考えてないですね。SFだからとか、現代物だからとか線引きをしてなくて。アニメーションってロボットが出てくるだけでSFになっちゃうことが多く、そういった作品にも仕事柄携わってたので、定義については何も考えて無いです」

冲方 「個人的に科学技術が現代にものすごく追いついてしまったと。たぶんサイエンスという言葉自体も古くなってるんですよね。たぶんこれからはシンギュラリティファウンデーション、つまり限界を突破したときに現れる新たな文明というものを描いていくのが今後のSFになってくんじゃないのかなと」

弐瓶 「僕が創作で目指しているのは、現実では絶対ありえないような状況や世界観を描いて、そこに人間を置く。というのをすごいやりたいなと思っていて。遠未来なんですよ、近未来はずっと避けてきたんです。「攻殻」は数十年後の近未来ですが、「シドニア」は千年後です」

黄瀬 「(数十年後、現実が「攻殻」の世界には)絶対なっていないなと思いますもんね」

弐瓶 「特に遠未来モノが好きだったので、それをやりたいなと。絶対に日常ではないような文化とか民族とかを描いていきたいなと」

瀬下 「原点は「スターウォーズ」で、遠い昔の話、日本的に言うとむかしむかしの話。僕は遠未来か遠過去、とんでもない日常を描きたいだけなんですよ。
とんでもない未来かとんでもない過去、今の常識でとらえないで下さいと言った方が描きやすくなる。今の科学的な理屈を付けて、物語の面白さを阻害されるのが嫌なんですよ。現実から切り離したい。そういう作る楽しみを楽しませてもらっています」

MC 「今後の日本のSF表現はどうなっていくべきだとお考えですか?」

瀬下 「 ハードSFの世界だと化学的考証とか物理的考証の設定が必要になる分、必要になればなるほど純粋に楽しめなくなる、縛りにもなっちゃうんですよ。
だから1回、SFという可能性で皆が楽しむために、もう少し柔軟にいろんな選択肢があって良いんじゃないかなと。そこらへんのバランスをとっていければ日本のSFの楽しみが増えるんじゃないかなと思います」

黄瀬 「ぼくは地に足が付いたものを作ってきていたので、個人的には藤子(・F・不二雄)さんのような、少し不思議なもののほうが好きですね。日常なのに日常じゃないんだ、みたいな」

冲方 「必要なのは素直さですよね。こうなったらこうなるっていうのがSFの基本なんです。たとえば寿命があるのが嫌だと、じゃあ人間全員の寿命が無くなったらどんな社会になるのか、みたいな一種の大喜利のようなものがSFの根本で、それが娯楽化される一番のポイントなんですが、最近その大喜利感が窮屈になっている気はします」

MC 「最後に一言ずつ SFの未来に向けて」

冲方 「最近は作品のボーダーが外れてきて、交流をはじめている。だから今、新たなモノが生まれていて、生まれてくるものに制作者として追随していかないといけないんですけど、このムーブメント、素晴らしいムーブメントが起こっているので、SFにはものすごい人間性に訴えるものがあると、少しでも皆さんに届くと良いなと思います」

黄瀬 「今後どういった作品に携わるかも分かりませんが、まずは家に帰って残りの「シドニアの騎士」を読みたいと思います」

弐瓶 「SFについては、光合成みたいなことをこれからもやっていきたいです。脱がすためにどういう設定にすれば良いのかを考えていきたいと思います」

瀬下 「現実の方がSFの世界に近づいて来ちゃったので、現実から離れて楽しむことがやりづらくなっている時代だと思いますので、もう一回現実から切り離して楽しむためには、どうするべきなのかを考えて行ければなと思います」


左から
黄瀬和哉(総監督・キャラクターデザイン) 冲方丁(脚本)
弐瓶勉(「シドニアの騎士」原作者) 瀬下寛之(「シドニアの騎士 第九惑星戦役」監督)


以上*敬称略


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0623
2015

「シドニアの騎士」とのSFコラボナイト ニコ生決定!

24(水)の「シドニアの騎士」とのSFコラボナイトをニコ生配信いたします!
★トークショー生中継
 開場:21:50
 開演:22:00(『攻殻機動隊 新劇場版』の冒頭を公開~トークショー)
 http://live.nicovideo.jp/watch/lv224875173
 トークショー(22:10~22:40頃を予定)
 アフタートーク(22:40~23:10頃を予定)
★登壇者
  黄瀬和哉(『攻殻機動隊 新劇場版』総監督・キャラクターデザイン)
  冲方丁(『攻殻機動隊 新劇場版』脚本)
  瀬下寛之(『シドニアの騎士 第九惑星戦役』監督)
  弐瓶勉(『シドニアの騎士』原作者)
  ※ゲストは予告なく、変更となる場合がございます。
ぜひぜひご覧下さい!
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